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IFA大手10社の特徴、転職するメリット・デメリットを解説

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IFAへの転職を考えているが、どのIFA法人を選べばいいのか悩んでいませんか。

国内のIFA法人は684社(2023年6月30日時点)あります。まずは大手の情報を集めたいと思う人は多いでしょう。自分に最適な転職先を選ぶには、企業の特徴を把握することが大切です。

この記事では、IFA大手10社の特徴、転職するメリット・デメリットを解説します。

目次

IFA 大手10社の特徴

ここでは、IFA 大手10社の特徴をまとめました。

株式会社アイ・パートナーズ・フィナンシャル

設立:2006年2月8日
拠点:横浜(本社)、全国20以上の支店
提携証券会社:楽天証券、SBI証券、あかつき証券、東海東京証券、野村アセットマネジメント

日本には600社以上の IFA 法人がありますが、東証グロース市場へ上場しているのは株式会社アイ・パートナーズ・フィナンシャルだけです。
雇用形態は業務委託であり、自由度の高い働き方ができます。社員ではないためシステム利用料を毎月支払う必要がありますが、サポート体制が充実しているので自分の業務に集中できます。
顧客との電話のやり取りや注文を本社が代行してくれるシステムが確立されています。電話サポートが充実しているため、万が一のトラブルに対応できる環境が整備されています。

CSアセット株式会社

設立:2012年11月
拠点:名古屋(本社)、全国18ヶ所の支店
提携証券会社:楽天証券株式会社、あかつき証券株式会社、株式会社SBI証券

IFAが仕事をしやすい環境作りに注力しているため、業界内で評判の良いIFA法人です。証券会社だけでなく別のIFA法人から転職してくるケースもあります。人気の秘密は報酬が高いことにありますが、毎月の在籍料の負担がないことも注目されている理由の一つです。
個人がIFAとして活動する場合は毎月の固定費や諸経費を自己負担しますが、CSアセット株式会社では負担する必要がありません。パソコンや電話、備品などすべて無料で利用できま

株式会社YSKライフコンサルタンツ

設立:2018年1月29日
拠点:京都(本社)、全国18ヶ所の支店
提携証券会社:楽天証券株式会社、株式会社SBI証券、あかつき証券株式会社、東海東京証券株式会社、株式会社スマートプラス

京都や大阪などの関西地方を基盤として全国へ支店を展開しています。
業界トップクラスの報酬率の高さと自由に働ける環境に人気があり、所属しているIFAは急増しています。IFA個人が経済的に自立して余裕を持てると、顧客への提案の質を高められます。
株式会社YSKライフコンサルタンツは、IFAの働きやすい環境整備に注力している企業です。

株式会社Fan

設立:2008年12月25日
拠点:富山(本社)、全国7ヶ所の支店
提携証券会社:SBI証券、楽天証券、ウェルスナビ、AlpacaJapan株式会社

IFAが成果を出せるように、マーケティングや事務方の支援に注力している企業です。
例えば、セミナーを開催して新規顧客を開拓したり、実店舗で対面の相談を受けたりしています。新規の客単価はそれほど高くありませんが、経営基盤を拡大することを重視しているのが特徴です。
アルパカ証券やSBI証券と連携して、「AlpacaROBO(アルパカロボ)」というネットで完結するサービスも手がけています。
昔ながらの営業と最先端のフィンテックによる営業でサポートする体制が構築されているIFA法人です

ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社

設立:2019年9月20日
拠点:東京(本社)、大阪
提携証券会社:あかつき証券株式会社、株式会社SBI証券、マネックス証券株式会社

JWAは、あかつき証券の子会社です。
本社は東京に置き、大阪にもオフィスを構えています。
一番の特徴は、業界トップクラスの高い報酬率です。自由度も高く、力のあるIFAにとっては最適な営業環境であると言えるでしょう。
また、証券会社の子会社であるため、コンプライアンスやバックオフィス体制が整っていることも、所属IFAにとっては安心ですね。

株式会社Innovation IFA Consulting

設立:2019年2月
拠点:東京(本社)、静岡、松山、名古屋、大阪、十勝フェーリエンドルフ
提携証券会社:あかつき証券株式会社、株式会社SBI証券、東海東京証券株式会社、AlpacaJapan株式会社、株式会社スマートプラス

株式会社Innovation IFA Consultingは、東証グロース市場に上場している株式会社イノベーションの子会社です。
インターネットを活用した情報発信に力を注いでいる会社で、各種SNSやメールマガジンなどを活用してIFAの仕事内容や資産運用について情報発信をしています。特にYouTubeでの動画配信は他社の追随を許さないほど積極的に行っています。YouTubeで「IFA」と検索すると、株式会社Innovation IFA Consultingの動画が検索結果の上位に表示されるほどです。
また所属するIFAの横のつながりを重視するため、情報発信と営業活動との連携が取れています。チームとして活動するのが好きな人に向いているIFA法人です。

ファイナンシャルスタンダード株式会社

設立:2012年10月
拠点:東京(本社)、大阪、福岡
提携証券会社:楽天証券株式会社、株式会社スマートプラス

米国で人気のゴールベースアプローチによる資産運用を提案していることが特徴です。
また、メディアへの掲載とセミナーを開催して集客することを得意としており、良質なコンテンツを提供して見込み客を獲得していく仕組みを構築しています。
メディアで取り上げられた回数の多さはIFA業界ではトップレベルで、セミナー開催による多くの見込み客を集客しています。新規顧客の獲得に強みがあり、創業から10年となる2022年9月に預かり資産が1,000億円を超えるなど急成長しています。

株式会社ひびきFA

設立:2012年2月
拠点:東京(本社)、全国7ヶ所の支店
提携証券会社:楽天証券株式会社、日産証券株式会社、株式会社SBI証券、あかつき証券株式会社、東海東京証券株式会社

前身はひびき証券で、楽天証券と業務提携を行いIFA事業へ取り組んでいます。
金融商品を販売するだけでなく、他社と連携して問題解決するソリューション提案を得意としています。連携先としては税理士法人やコンサルティング会社などがあり、双方の強みを活かして顧客へ資産運用の提案をしていきます。
ソリューション提案はチームで動きますが、関与したスタッフで収益を分配するシステムが整備されています。複数のIFAが協力して事業を展開していくのもよくあるケースです。
自分の得意分野を活かして顧客の資産運用に貢献し、収益も分配できます。自分が担当していない顧客のため、自分の得意な知識やスキルを有効活用できるチャンスがあります。

株式会社Japan Asset Management

設立:2018年2月
拠点:東京(本社)
提携証券会社:楽天証券株式会社、株式会社SBI証券、PWM日本証券株式会社、あかつき証券株式会社、東海東京証券株式会社、マネックス証券株式会社、株式会社スマートプラス、Jトラストグローバル証券株式会社

IFA業界では転職してIFAの仕事を始めるケースがほとんどですが、株式会社Japan Asset Managementは新卒採用をしている珍しい企業です。そのため若いIFAが活躍していて、他の大手IFAとは社風が異なります。
大手の証券会社出身の創業者が導入した低額手数料の運用手法「JAM WRAP」は、この企業の大きな特徴です。また、お金のデザインやフォリオなどとも連携して、フィンテック事業にも積極的に取り組んでいます

GAIA株式会社

設立:2006年2月
拠点:東京(本社)、大阪
提携証券会社:楽天証券株式会社、株式会社SBI証券

フィーベース(残高連動報酬)のビジネスモデルが特徴的です。
長期分散投資を掲げ、アフターフォローを手厚く行うことで顧客の信頼を積み重ね、2022年8月には預かり資産が500億円を達成しています。
代表は、新聞、雑誌、テレビなどのメディアにも多く登場し、自らの出版する本は計16冊、累計発行部数はを超えています。

IFA 大手10社へ転職するメリット

IFA 大手10社はそれぞれに魅力的なところがあります。ここでは、IFA 大手10社へ転職するメリットをまとめてみました。

好条件

IFA大手10社は新設の法人と異なり、財務状態やサポート体制、提携先との協働関係が構築されていて好条件です。
条件の良し悪しはIFAの収入に直結してくるので、転職する場合にはしっかりと精査する必要があります。IFA大手10社なら満足できる条件のところがほとんどです。

充実したサポート

IFA大手10社はIFAが業務に集中できるようにサポート体制を充実させています。例えば、事務作業をサポートしてくれるスタッフがいるのは当たり前のことです。
また、セミナーを開催して集客をサポートしてくれたり、メディアへ露出して知名度をアップさせるチャンスを提供してくれたりします。大手にしかできないサポートをしてくれるのは大きなメリットです。

業務提携しているところが多い

IFAとして活動する場合に外部の専門家と協働することはよくありますが、大手IFA法人は信頼できる専門家と業務提携しています。ゼロから外部の提携先を開拓してもいいのですが、信頼関係を構築するまでに時間がかかります。IFA大手10社に所属していれば、既に提携している外部の専門家とすぐに協働することが可能です。
外部の専門家としては、不動産会社や税理士、保険会社、M&A、PEファンドなどがあります。

情報交換できる同業者が多い

IFA大手10社には多くのIFAが所属しているので、情報交換しやすい環境にあります。同業者はIFAが実務を遂行していくために必要な情報を持っています。例えば、顧客に人気のある商品や今後の市場動向、有効な営業手法などです。IFA大手の多くの同業者と交流できれば、有益な情報を共有できます。

IFA 大手10社へ転職するデメリット

IFA 大手10社へ転職するメリットはたくさんありますが、デメリットもあります。IFAとして活動する上で支障をきたすようなデメリットではありませんが、ご紹介します。

会社の方針決定に関与できない

IFA 大手10社のような規模になると、組織が大きくなり個人の影響力は低くなります。転職して間もない頃は、会社の方針決定に関与することはまずできません。会社の方針決定は経営に関することなので、経営に関与したいのであれば規模の小さいIFA法人へ転職することをおすすめします。

ストックオプションを受け取れない

設立して間もない会社へ転職するとストックオプションを受け取れるチャンスがありますが、IFA 大手10社では期待できません。
ストックオプションは会社が上場した場合に大きなリターンを期待できるものです。上場できなければ売却して利益を受け取ることはできません。IFAとして仕事をすることを重視するのであれば、ストックオプションについては考慮しないのが賢明です。

なお、以下の記事で大手IFA法人と小規模IFA法人のメリット・デメリットについて比較してあります。

転職エージェントに相談しよう

この記事では、大手IFA法人10社と大手に所属するメリットデメリットをご紹介しました。

IFAとして所属するならまずは大手IFA法人を検討することをおすすめします。しかし、冒頭お伝えした通り、現在IFA法人は684社(2023年6月30日時点)存在するため、その中から探すのはとても困難だ。特に、IFA業界はまだまだ情報量が少なく、不透明な部分が多い。

「実際、バック率はどのくらいなの?」「IFA法人を選ぶときは何を基準にすると良い?」など、様々な疑問や不安が生じるでしょう。

そんな時は、IFA業界特化の転職エージェントに相談してみましょう。
アドバイザーナビ株式会社は野村證券出身者が立ち上げた会社です。転職エージェント全員が証券会社出身であるため、証券業会についてはもちろん、IFA業会についても精通しているでしょう。

実際、累計100人以上のIFAへの転職を支援しているようです。外資系プライベートバンカーから、大手・中堅証券会社のリテール、銀行の資産運用担当者(FA・FP)の方まで多数の実勢があります。また、転職を行う上でも転職エージェントを活用すると条件交渉で有利になるケースも多々ある。
無料で相談できるので、気になる方は申し込んでみましょう。

\ IFAへの転職を検討している方必見 /

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